ビアン通信 2008年01月
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2008.01.28 Mon
「Girl Play」-邦題、「彼女が彼女を愛する時」。
舞台で恋人同士を演じることになったレズビアンふたりが、やがて恋に落ちる・・という話で、主演のRobin GreenspanとLacie Harmonの実話。彼女たちはふたりともスタンダップコメディアンで、レズビアン、そして公開当時で8年に渡るパートナー関係。

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このDVDは先月日本語版が発売になって、それを買ったので、今回はキャプチャー画像はなし。(PCをリュージョン1専用にしているので、日本版のDVDはPCで見れない)
あー、でも出したいシーンがいっぱいあった。
この映画、一番気に入ったのが、音楽!特にオープンニングの曲が素晴らしく、バックの映像、色、デザイン、全てによくマッチしていて、おしゃれで、良かった。見終わった後、オープニングだけ、何十回と見た。

たまたま「Girl Play」の公式サイトを覗いたら、「映画で使われた音楽をどうやったら買えるのか」とメールや電話で問い合わせが殺到している、とあった。サントラは出ていないらしいが、オープニングとエンディングの曲を担当していて、劇中にも弾き語りで出てくるのが、Sara Bareilles(サラ・バレリス)というシンガー。昨年大ヒットした「Love Song」という曲もYouTubeで聴けるが(こちら)、いい感じ。

さて、内容の方は、なかなか面白かった。基本、ラブコメディなので、笑える場面が随所にあったし、ハッピーな展開がいい。日本版DVDのパッケージだけ見たら、どんだけシリアスな話かと思ってしまう。シリアスな部分もあるんだけど、それを笑いで包んでいるところがいい。

彼女が彼女を愛する時彼女が彼女を愛する時
(2007/12/21)
ロビン・グリーンスパン

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Lのブームに乗っかって、これから日本でlesbian物を出していくなら、「エロス」や「衝撃」はやめて、「happy」の一語を出してほしい。それだけで、ビアンの心を鷲掴み!なのに。

この作品は好き嫌いがはっきり分かれるようで、アメリカのアマゾンを見ると、星5つと星1つが最も多くて同数、次いで星4つと星2つでこれも同数、そして星3つが極端に少ない。こういう星の並びはあまり見たことがないので、面白いと思った。
嫌いな人は、この作品が、主人公二人が舞台に立ってセリフを語るというモノローグ部分が中心になっているため、動きが少ない!退屈だ!と思うようだ。
それと、主役二人があまり美しくない、という意見もあったが、私は全然気にならなかった。

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     アタシたち、イケてない?

右のRobinの方は、表情豊かで、パイパーちゃんのように口がパカッとあくところがいい。
左のLacieは、ななめ45度の角度だと美しい。(多分、鼻が高すぎるため)

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          ななめ45度

それになにより、ふたりとも面白いので、好き。
私が女性に惹かれるポイントは、オモロイ>>>>外見。

一番面白かったのは、ロビンが母親にカムアウトするとき、「lesbian」という単語は長すぎてショックを与えると思って、少しでもショックをへらすため「I'm gay.」と言った、という下り。「なんせ、ほら、レ・ズ・ビ・ア~ン!」と大げさな身振りで言ったので、大笑いした。そして、わかるな~~、と思った。

わかるって、英語でカムアウトした経験なんてないだろって言われそうだけど、それが一度だけ、あり。
私は週に1~2回、英会話の個人レッスンを受けている。読み書きは仕事でも使うけど、会話は日常殆ど機会がない。スクールなどではなく、ネットで個人的に探した。
以前習っていた人(S)が、国に帰るというので、最後のレッスンを受けていた。最後ということもあって、お互いかなり個人的な話をしていた。
そしたら、突然Sが、「I'm a lesbian.」と言った。「ええ~~!あなたが?」とびっくりしていると、「そう。だからね・・・」と更にいろいろ自分の話をし始めた。
うわ~~、どうしよう、私も正直に言わなきゃ!と思ったものの、なかなか言葉が出てこない。やっとの思いで出てきたのが、「I might be a lesbian, too.」
なんだよ~~、might beって!有森・夫の「I was gay.」に匹敵するめめしさじゃないか!と自分で自分に突っ込み、「I'm a lesbian, too.」と言い直した。

Sもすごくびっくり、でもとても喜んでくれた。その後はお互いのことを、ずっと話しこんだ。
そのときの経験から言っても、「lesbian」という言葉は、重い。「I'm gay.」なら1秒で言える。いや、時間の問題じゃないか。
とにかく、相手の衝撃よりも、自分がさらっと言いやすいのは、「I'm gay.」だろう。

まあそんなこんな、このDVDを見ながら、いろいろなことを思い出した。
これが嫌いだと言う人も、きっとどこか印象的なシーンや、我が身に置きかえたシーンがあったんじゃないかと思う。

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ちなみに、Sは国に帰れば弁護士という人だったので、The L Wordでジョイスを見るたび、思い出す。元気にしてるかな?

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2008.01.23 Wed
「The Investigator」は、実話に基づいた、イギリスのTV作品。

UKは、2000年に法が改正されるまで、同性愛者が軍隊員になることを禁じていた。
主人公のCaroline Meagherは、78~90年までmilitary policeに所属し、レズビアンの隊員を見つけ出し、捜査する仕事を命じられた。元々ストレートだったキャロラインは、任務が進むなか、内なるセクシュアリティーに目覚め、そして・・・というストーリー。

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            主人公・キャロライン(Helen Baxendale)

この作品、何がいいって、キャロラインを演じたHelen Baxendaleの演技が素晴らしい。
彼女の硬質な雰囲気と演技が、作品に深みを与えている。
作品の最後に、実際のCaroline Meagher本人が登場する。うわあ・・・とちょっと現実に引き戻されてしまったが、これは告発タイプのドラマだから、仕方ないのかもしれない。
そして最後に、「98年現在、ヨーロッパで、同性愛者が軍隊員になることを禁じているのはUKだけだ」というテロップが流れる。この2年後、実際に法が改正され、最近では、同性愛者であることを理由に除隊になった人たちに「精神的苦痛を与えた」という理由で、補償金も支払われている。

本当に、精神的苦痛どころではない、胸が痛くなるようなシーンもあった。
捜査官たちは、隊員たちの部屋に勝手に上がりこみ、何から何まで調べ上げる。そして写真や手紙など、証拠品を見つけると、取調べが始まる。

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「どうやってsexする?」「どこに触る?」「指は使う?」「何本?」「イッタか?」
-取調べの名の下に行われる、男たちの好奇心剥き出しの尋問の数々。
初めは希望に燃えていた主人公だが、任務の中でどんどん自分も傷つき、疲れ果てていく。

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                 傷つくキャロライン

実話だし、あまり甘い展開はないが、好きなシーンもいくつかあった。
疲れ果てたキャロラインが、親友の同僚の部屋に行き、
「こんな仕事、馬鹿げてる!他人の日記を読み、写真に手紙に・・法に反してる!」
と言うと、親友が、
「でも彼女たちも法を犯してる、軍の法律を。それに彼女たちは、不注意だったのよ」と。
「不注意って・・あなたに何がわかるの!」
「だって・・・私も、そうしなくちゃいけないから。」

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             「えっ・・・」 と驚くキャロライン

そして、軍なんてレズビアンだらけよ、と親友の口から聞かされる。(いいなー)
その後、この親友と・・・となるわけだが、このラブシーンが、とてもいい。普段、勝気でキリッとしたキャロラインが、子供のようになっていく。
余談だけど、先ほどL Wordの最新・5-3を見た。今シーズンはsexシーンに力を入れるということで、今回もサービスのようなsexシーンがあった。でもはっきり言って、つまらない。全く萌えない。愛もパッションもないsexシーンは、退屈だ。

ストーリーには全く関係ないが、どうしても気になってしょうがないシーンがある。
新入隊員が入ってきて、キャロラインが持ち物検査をするシーンで、どうしても、「歩くカムアウト」にしか見えない人がいた。

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           右の人。チャレンジャーだなあ。

このDVDは、USアマゾンで買える。リュージョンフリー。(UKアマゾンでも買えるが、こちらはリュージョン1。) ただ、字幕もCCも付いていない。
YouTubeに9分割されてアップされているので、興味のある方は、画像は粗いけど、そちらで見た方がいいかもしれない。"The Investigator"で検索すると、9-1から9-9まで出てくる。


               9ー1(約9分間)

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2008.01.23 Wed
"Don't ask, Don't tell"-直訳すれば、「聞くな、言うな」だけど、意味としては
「(こちらも)聞かないので、(そちらも)言うな」ということだろう。

これは、アメリカ軍隊の同性愛者に対するポリシー。
1993年、クリントン政権が発足したときに制定。それまでは同性愛者の入隊を一切認められなかったが、これ以降は認められるようになった。その代わり、このポリシーが貫かれ、入隊時に、軍側が軍人に性的指向を尋ねることはなく(Don't ask)、軍人が自ら口にしてもいけない(Don't tell)。
入隊してからも同様で、同性愛者の軍人はそれを隠している限り、問題にされることはない。が、同性愛者であることを明らかにするような言動をとれば、それは調査の対象となり、除隊となる。もちろん同性婚なども、軍にいる限り、出来ない。

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  The L Word/左、ターシャ(Rose Rollins) 右、アリス(Leisha Hailey)

"Don't ask, Don't tell"ってなんだろう?と興味を持ったきっかけは、L Word。現在シーズン5で、上のターシャ(軍人)が「同性愛者であることを明らかにする振る舞いをした」という疑いで調査の対象となり、イラクに行くはずが帰国させられた。(502まで。最新の503は未見)
実際、昨年は、このポリシーに抵触した疑いで、700人強が除隊になった。

シーズン4の終盤、ターシャが不可解な行動をとったため(フラッシュバックが起きて、プレゼントを受け取れなかった)、怒った恋人のアリスがベースまで乗り込むシーンがあって、ハラハラした。

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                  「帰って!」とターシャ

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         驚いて見つめる上官

ターシャも、「軍の仕事が自分の天職」と言うなら、アリスとの付き合いはじめから、もっとよく話し合っておくべきだったのに、と思う。
ターシャの今後、ふたりの今後に注目したい。

The L Wordで、こういうストーリーが出てきたのは、11月の大統領選挙を視野に入れてのことだと思う。このドラマは、最初から、民主党支持を前面に押し出している。
そして、民主党のヒラリーもオバマも、"Don't ask, Don't tell"の廃止と、同性愛者が性的指向をオープンにして軍で働くことを支持している。(共和党は殆どの候補者が、"Don't ask..."を支持している。)

"Don't ask, Don't tell"に興味を持ったきっかけは、L Wordだけど、その前に、年末、
「The Investigator」というイギリス軍隊の話のDVDを見た。それで、尚更興味が沸いた。
というわけで、次回は「The Investigator」をアップしたい。

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2008.01.17 Thu
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この少年のような子は・・・L Wordのティナ。Laurel Holloman。(ローレル・ホロマン)
95年、「The Incredibly True Adventure of Two Girls in Love」に主演したときのもの。

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ローレルが、初々しくて、可愛すぎるくらい可愛い。
このときは高校生役だけど、実際には24歳。普段からこんな感じだったら、女の子にモテモテだっただろう。
写真だけだとローレルはかなりボーイッシュに見えるが、動くローレルは、声もしゃべり方も表情も、今と全く変らない。(若い分、声は今よりもっと可愛い) どんなに男の子っぽくしていても、女の子らしさが垣間見える。

この映画、ストーリーは比較的単純な、girl meets girlのラブコメディ。変っているのは設定で、主人公Randyは、Dykeのおばとその彼女、おばの元カノの3人と共に住み、自分もlesbian。家の前にはレインボーフラッグが掲げられている。
変わり者一家と思われ、学校でもゲイの友達ひとりしかいない。そのRandyが、自分とは何もかも正反対のEvieと、恋に落ちる。

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               中央が、おば。いかにもな皆様。

ストーリーよりも、とにかくローレルの魅力を堪能してほしい映画。
Evieとのベッドシーンもある。

Evieはママと二人暮らし。でも今夜はママがいない・・・チャンス!

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画面右、唐突に現れた百合の花に、突っ込みたくなったが(lilyはgayの隠語)、とても初々しく、可愛いラブシーン。
はじめての、ふたりっきりの、めくるめく・・・

そして、翌朝。

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           オーマイ ガーーーーーーーーーッ!!!!!

人生楽ありゃ苦もあるさ。
というわけで、ローレルファンだけじゃなく、初恋ってなんだっけ?というアダルトな皆様
(私か)にもお薦め。
DVDはリュージョン1しか出ていないので、日本語版を見たい方は、ビデオ(邦題・「2ガールズ」)でどうぞ。

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2008.01.14 Mon
①に続いて、シーズン5-1の感想。

(2)ベットとティナ

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シーズン4ではこんなシーンもあったのに、結局よりが戻らなかったベットとティナ。
このときも、いい雰囲気になって、あわやキス・・というところで、ベットの新恋人ジョディが入って来て、未遂に終わった。
なぜすぐによりが戻らなかったのか、と思っていたけど、5-1を見ていたら、なんとなくわかるような気がした。

その前に、ティナ。
私はLを見始めて、最初に好きになったのがティナだった。ティナというよりLaurel Hollomanかな。バイと公言していることは知らなかったけど、女性を見つめる目にぐっとき、かなりそそられた。
AlexやLynchも好きだけど、あまりそそられはしない。(どっちかと言うと、伴侶にしたい感じ)

そんなお気に入りのティナだったけど、もうすっかり男の方に走っていたので、さよなら~~と思っていた。それが、こっちのフィールドに戻って来てくれて、本当に嬉しい。
シーズン4では、ベットのことがすごく好きなのに、「私には罪悪感があるから」と言って、喧嘩したベットとジョディの仲をとりもってあげる、ティナ。あ~、いじらしい。

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      ジョディとの恋に悩むベットを慰め、アドバイスするティナ

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             でも本当は、アタシだって・・・

その後、ケイトに、「もしふたり(ベットとジョディ)がうまくいかなかったら、どうする?」と聞かれ、「多分、私はそれを待ってるのかもしれない」と答えるティナ。
おお!それって!

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このセリフを聞いて以来、ティナを見るたび、「待つわ~」が頭に鳴り響く。
全然関係ないが、右の加藤晴子さんは、長年芸能界を離れて普通の主婦をしていたのに、なぜ、芸能界にずっといた岡村孝子より、垢抜けて、美しく気品溢れる感じになったのだろう。昔は明らかに岡村孝子でもっていたあみんなのに。女の逆転劇を見た気がした。

えっと、なんの話だったかしら。
そうだ、ベットとティナ。
ベットは、美しく賢く才能溢れる、スーパー才女。でもcontrol freak(仕切り屋)で、なんでも自分の支配下に置きたがり、それが原因で恋人との間に良い関係を築くことが、難しい。
でもシーズン5-1を見ていたら、新恋人のジョディは、ベットよりさらに強く、支配欲が旺盛に感じた。

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               あなたはcontrol freakよ!

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              ウフッ でも支配するのはアタシよ

この似た者どうしのようなジョディとの関係の中で、ベットは自分の中にある問題に気づき、直面し、少しずつでも変っていくんじゃないかと、期待を込めて予想している。
たとえお互いどんなに好きでも、一度別れた相手とは、その別れた原因が改善されない限り、何度やり直しても同じことの繰り返しだから。
そのために、すぐにティナとよりが戻るのでなく、ジョディとの関係が必要だったのかなと思う。

とここまで書いてハタと気がついた。
本当にベットとティナはよりが戻るのだろうか?でもいくらなんでも今シーズンで戻らなければ、ファンも納得しないだろう。(シーズン6も予定されているらしい)
シーズン5の最後あたりで、きっとベットとティナ、ふたりの関係が戻ると信じている。


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2008.01.13 Sun
The L Wordは、間もなく日本語版シーズン1・2が発売になる。
それを楽しみに、そこからLを見ようと思っている人も多いと思う。
シーズン5のことをどこまで書いていいのか迷うところだけど、なるべく詳細は書かずに、
感想を中心に書いていきたい。(それでも困るという方は、読み飛ばして下さい)

シーズン5-1を見ての感想は、大きく言って、ふたつ。

(1)おなかいっぱいJenny

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シーズン3までは「ちょっとウザイ」で済んでいたジェニーだけど、4ではウザさが一気に加速。いやウザイと言うより、言動がもはや尋常ではなくなっていた。4の前半、やな子だなーと思って見ていた私も、だんだんと、あ、これは病気だなあ、早く病院に行った方がいいのでは・・・と思った。
4のラスト、もうジェニーは出て来ないか、出て来ても存在は薄くなるだろうと予想させるような終わり方だった。が!5-1で見事に復活。彼女の地位もイッちゃった言動も、見事に復活し、新シーズン開始早々、とばすとばす。

パンパンに膨れ上がった自己愛、尊大な態度、他者への共感の欠如、ひとたび批判を受けると異常なまでの復讐・・・など、どれも「自己愛性人格障害」の特徴にあてはまる。
恐らく制作者側もそれを意識して描いているんだろうけど、なぜ?と思う。

たしかに日本にも、メンタル面で問題を抱えたビアンの人は多い。それだけ社会的な抑圧が大きいからだろうし、ひとり悩んできた人も多いだろうし、誰にとっても他人事ではない。
また、ジェニーと同じ、サバイバーのビアンの人も多い。私がはじめて、「私はサバイバーです。(子供時代の性的虐待からの)」と語る人に出会ったのも、15年ほど前、ビアンのコミュニティーでだった。その後も何人かのサバイバーのビアンの人に出会った。

そうした体験をすでに乗り越えた人も、まだ格闘中の人もいるけど、いつも思うのは、人の再生力、精神力って凄いなあということ。子供時代の虐待は、自己愛性人格障害の原因のひとつに挙げられているけど、Jennyのような人には会ったことがない。勿論普通に存在するのだろうけど、わざわざドラマの中で、中心的存在として描く意味がわからない。
いやこれから変わっていくんだろうか。そうであってほしいし、ただまわりを巻き込み不愉快にするだけのジェニーには、もうおなかいっぱい。

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     可愛いワンちゃんと一緒だと、余計にmonsterぶりが際立つJenny

ジェニーのことを色々書いたけど、このジェニーを演じているMia Kirshnerは、すごいと思う。これだけ嫌われ者キャラ(海外でもジェニーは超顰蹙)を見事に演じきっているミアは、本当にすごい、プロだなーと思う。

もうひとつ感想を書こうと思ったけど、長くなったので分けます。

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2008.01.12 Sat
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先週から始まった、The L Wordシーズン5。
上の女優は、今シーズン、シェーンの恋人役で登場するClementine Ford(クレメンタイン・フォード)。
シーズン4の終盤にもチラッと出ていたが、キャストの誰かに似ていないだろうか?

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          娘には負けないわよ!(たしかに胸は)

上は、フィリス役のCybill Shepherd(シビル・シェパード)。クレメンタインはシビルの実の娘で、ドラマの中でもフィリスの娘・Mollyとして登場。
フィリスは、カリフォルニア大学の学長で、夫とふたりの子供がいたが、結婚前から抑えていた女性への想いを抑えきれず、シーズン4では初めて女性(アリス)と体験。その後は一気にヒートアップ、離婚の相談で訪れた弁護士ジョイスと恋仲になり、さて・・というのが今シーズン。

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左は、クレメンタインがシーズン4の終盤に登場したときのもの。リアル&ドラマ上の母親に、「You're not a lesbian, you're my mother!」。
右は、母シビルの若い頃の写真。
よく似ているけど、この母娘の美貌対決は、母親に軍配が上がりそうだ。

母娘でLに出て、それぞれに女性とベッドシーン・・・てすごいなあと思うが、もっとすごいのは、母シビルが、カムアウトではないが、長年女性に対してパッション、欲望を抱いていたと、いろいろなインタビューで答えていること。特に、Salma Hayekという女優が好きで、ずっとファンタジーをかきたてられていた(つまりあれやこれやと妄想していた)とか。なんだかリアルとドラマがシンクロしてる?
このSalma Hayekのことは、シーズン4の中でも、夫に「前から君にはレズビアンの傾向があった」「Salma大好き!萌え~~!って言ってたもんな。」と言われ、「それどこで見たのよ。アタシあなたにそんなこと言ってないわよ」と真顔で答える場面があって、おかしかった。

シーズン5の第1話(501)を見る限り、フィリス(シビル)は変キャラ一直線。
恋人ジョイスは、精力絶倫フィリスに食いつくされそうだ。

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シーズン5のジョイスは超ラブリー!笑えるし、めっちゃええ人やん。でも相手がフィリス・・・。
フィリスが、ジョイスのsexは素晴らしく、「卒業論文のよう」で、それに比べるとアリスのsexは幼稚園だと言っていたが、卒論のようなsexとは??高度な言葉攻めとかかしら。
今回のシリーズ5はsexも重要なファクターのひとつで、sexシーンも多いらしい。
私よりはるかに年上(強調)のフィリスの精力絶倫さを見習って、私も枯れないよう、
Lで楽しみたい。

L Wordは、脇を固める人たちの演技が素晴らしく、脇役ウォッチャーの私としては
嬉しい限り。主要メンバーの感想も、明日第2話が始まる前に、アップしたい。

今回の主なソースはこちら

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2008.01.04 Fri
あけましておめでとうございます!
ブログを始めて1ヶ月。新年第一弾なので、ブログを始める前のことを少々。

私は、自他共に認める、海外レズビアンカルチャーオタ。
一般に、海外lesbian又はlesbianテイストな有名人にはまるきっかけは、女優が多いと思うけど、私の場合はスポーツ選手。一時はキラ星のごとく、世界ランキング・ベスト10内に何人もビアンが存在した、テニス界。そのテニス界のひとり、チェコのヤナ・ノボトナ。
彼女に出会っていなければ、ここまではまることもなかったと思う。

10数年前、初めてテレビでノボトナの試合を見たとき、やられたー!!と思った。
全然男っぽくはないのに、表情や仕草がまるで少年のよう。たまに笑うと少女のようでもあり、+知性と品の良さ。もうストライクゾーンど真ん中。
それからは、欠かさずテレビで観戦していたが、「ノミの心臓」と呼ばれたノボトナは、いつもどこかで失速。93年ウィンブルドン決勝で、4-1からグラフに大逆転された試合は今も語り草。

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 ケント公夫人の胸で泣いた。私は萌えた。

でもとうとう98年、ウィンブルドン決勝進出3度目にして、優勝!!!!!

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              Third time lucky!

優勝の瞬間、両手を突き上げ、膝から崩れ落ちたノボトナ。そして、観客席のコーチのハナ・マンドリコワのもとへ駆けて行き、抱き合うふたり。私も思わず涙、涙。
が!

・・・ハナの指輪って・・・左手薬指にしているゴールドの指輪、ノボトナの指輪と一緒では?ノボトナは、普段試合中は外しているが、試合が終わるとすぐに、左手薬指に大きなゴールドの指輪をはめている。その指輪と、どう見ても似ていた。
その後ビデオで、一瞬映ったハナの指輪と、表彰式のときのノボトナの指輪を、何度も巻き戻し、止め、検証した。
・・・ガチだ。

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 ここにはっきり映っている、左手薬指の指輪。(クリックで、更にくっきり)

しかしそれ以上のことは、わからなかった。
それから半年後、ネットを始めた私は、迷わずテニスサイトへ。でも日本のサイトはノボトナのプレー話題すら殆どなく、海外のテニスサイトをあちこち見るようになった。ノボトナのインタビュー記事などは沢山見つかったが、肝心の?セクシュアリティー話題は見つからなかった。

あきらめかけた頃、それまで見たことのなかった、掲示板(WTAなど大手サイトの)を覗いたら、出るわ出るわ、lesbian話題がいっぱい。ナブラチロワだけでなく、ジジ・フェルナンデスやコンチータ・マルチネスもカムアウトしていることを知った。
そしてノボトナとハナに関しては、公然の秘密だった。同じ指輪をし、同じ家に住み、カムアウトこそしていないが、特に関係を隠してもいなかった。その後、ノボトナ自身のインタビュー記事でも、フロリダに豪邸を買い、ハナとふたりで住んでいること、将来の夢はふたりでチェコの子供たちのためのテニススクールを作ること、などを知った。

それからほどなくノボトナが引退したので、海外テニスサイトを見ることもなくなった。
でも、自分のgaydarに引っかかったことを、ネットであれこれ調べる楽しさには、このとき目覚めたのだと思う。
それにしても、今のテニス界には、ビアン選手はモレスモ以外いないのかな?たまに今もテレビでテニスの試合を見るけど、「ちょっと匂う」選手さえいない。残念だ。
Out Playerのモレスモは、精神力の弱さ、ここ一番での弱さから、「ノボトナ2世」と呼ばれているけど、そこには同じlesbianとしての「2世」の意味も含まれていると思う。
試合中はアマゾネスのようなモレスモだけど、試合を離れると、笑顔が可愛く、ちょっと気弱で人良さげで、応援したくなる。

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   2006年全豪で、初優勝したモレスモ

ノボトナに話を戻すと、昨年、ウィンブルドンのシニアの部で、ヘレナ・スコバと組んでダブルスで優勝!(スコバとは、ハナの前に付き合ってたと噂がある)
最近のノボトナの写真もチェックしたが、あぁぁ・・・・見なかったことにしよう。
と思った。
まだぎりぎり30代なのに、向こうの人は、なんでこんなに早く老けてしまうんだろう?
でも今回、これをアップするにあたって、勇気を出して最近の写真を再びチェックしてみた。比較的ましなものを1枚アップ。

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   現在39歳のノボトナ。+10に見える。

ノボトナの老け具合より何より気になったのは、今も彼女はあの指輪をしているのか?ということ。検索したら、左手薬指に、見慣れたあの指輪がはっきり映っている画像を見つけた。よかった~!
ハナといつまでも仲良くやっていってほしい。そして本当に、チェコの将来有望なビアン・・じゃなかった、テニス選手を、育てていってほしい。

※< 追記 >
 その後、実はハナとノボトナは、ノボトナ引退の直前に別れていたことが判明!!
 ハナは他の女性と付き合い、友人の男性から精子をもらって出産していた。
 その記事はこちら。 

おまけ1。スコバの近影。
こちらはいい感じで年をとっている。そして、ますます、「っぽく」なっている。

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おまけ2。
現在カムアウトしているのはモレスモだけと書いたけど、ダブルスの名手、リサ・レイモンドとレネ・スタブスもカムアウトしていた。

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    左・Lisa Raymond。 右・Rennae Stubbs

ふたりは96~2003年頃までダブルスのペアを組み、プライベートでもパートナーとなり、グランドスラムでも度々優勝。2003年にペアも個人的な関係も解消したが、2006年にカムアウト。
現在、スタブスの方は、元プロソフトボール選手と付き合っている。(ソースはこちら


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