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2011.05.15 Sun
キッズ・オールライト(原題・The kids are all right)を見てきた。
去年の1月に、この映画のことはうちのブログでも紹介していた。(「Julianne Moore」)
この後アメリカでは昨年7月に、ヨーロッパでは秋に公開になり、早く日本でも見られないかなあと思っていた。
ゴールデン・グローブ賞で2部門受賞したり、アカデミー賞に4部門ノミネートされたりということもあってか、やっと日本でも先月末から公開となった。

kids1.jpg

そんなわけで非常に期待していた作品だが、とても失望した。
2回見た人から、2回目に見ると見方が変わると聞いて、2回見てみた。でも、さらに失望が深まっただけだった。
まだ公開中の作品なので、詳しい感想を書くとネタバレになる。これ以降は「続きはこちら・・・」へ。
   
何がそんなに失望したのか。
一番は、レズビアンなのにJules(ジュリアン・ムーア)が男性に欲情し、寝る・・・という下り。
いやもともと、Julesが子供たちの生物学上の父親(精子提供者)である男性Pole(マーク・ラファロ)と寝るというプロットは知っていた。私は作品を見る前、極力人の感想や紹介は見ないようにしているが、ツイッターか何かでたまたま目にしていた。
それでも、ああJulesはバイなんだなあ、と思っただけだった。その手の話はビアン映画にありがちなプロットで、ステレオタイプでまあ面白くはないが、他の部分が面白ければ構わないと思っていた。

でもJulesはレズビアンだった。バイとしては全く描かれていない。
自分のことを中年のレズビアンと呼び、affairが周囲にばれてPoleから「一緒にやっていこう」と電話をもらったときも、「I'm gay!」と言って電話を放り投げている。

ジュリアン・ムーアは私と同じ60年生まれ。作品の中で何歳という説明はないが、Julesはほぼ50歳という設定だろう。レズビアンの50歳の女性が、20年以上も愛する女性と家庭を築いてきて、倦怠期になったからと言って、男と寝るだろうか?(ありえない!)
それも、彼女はPoleに恋したわけではない。情事がばれて、Nicに「Are you in love with him?」と聞かれたときも、即座に「No!」と答えている。Julesは自らPoleにキスをし(それが情事の始まり)、Poleのpe**sを見て「Hello!」と目を輝かせ、いろいろな体位を試し、楽しんでいる。それも1度ならず何度も。

kids2.jpg

これがもしノンケの男女の中年夫婦だったら。倦怠期で不満や孤独を抱えているからと言って、同性とのsexを望むだろうか?あるいはゲイのカップルだったら。20年間連れ添った相手がいて、倦怠期だからと言って女性とsexするだろうか?
ゲイの方のブログに「これがゲイだったら女性と・・・は考えられないけど、レズビアンの方の場合は違うのだろうか」と書かれていたが、同じ!レズビアンだって、sexするなら女性を求める。だからこそのレズビアン。

家庭で居場所がなく孤独なストレートの中年男性が、その孤独を癒すために若い男性とsexする、という映画作品があれば画期的だと思う。でもそんな作品は決して作られない。現実にはほとんど起こりえないし、見ている大半のストレートにとっては理解不能だし、共感できないし、なにより興業として成り立たないだろう。
でもことレズビアンに関しては。映画、テレビの中で、たとえ女性の恋人がいても主人公は男性と寝る。そして結局は男性を選ぶ・・・という展開も多い。女性のカップルの片割れが男性と寝る場合、決まって「フェミニン」な方。本物のレズビアンは男っぽい方だけで、女らしいレズビアンは今はたまたま女性と付き合っているけど、ぴったりの男性が現れればそちらにいくだろう・・・というストレート男性のファンタジー。

kids3.jpg

ファンタジーと言えば、この作品の中で唯一出てくるJulesとNicのsexシーンも、現実のレズビアンカップルの間ではまずないだろうというものだった。ふたりはゲイポルノを見ながら、Julesが同じようにNicを愛撫する。
息子に「なぜゲイポルノを見るの?レズビアン物を見れば」と言われて「レズビアン物はストレートの女性が演じているからうそっぽい」とJulesが説明する。一見もっともらしい説明だが、男同士の喘ぎ声を聞きながら、レズビアンカップルがsexするだろうか?女同士で愛し合っているのに、pe**sの映像が必要だろうか?
これも、男性のファンタジーが垣間見えて、不愉快。

このsexシーンを見てびっくりしたが、アメリカではこういうものなのか?と思った、と言った人がいたが、それは違う。私はafterellenはじめ、たくさんの海外レズビアンサイトのレビューを見たが、「ゲイポルノを見ながらするなんて有り得ない!」という意見ばかり。

Review of "The Kids Are All Right"

The “Lesbian Who Sleeps With a Man” Trope in "The Kids Are All Right"

上はafterellen(アメリカで最も有名なレズビアンサイト)でのキッズオールライトのレビューと、“Lesbian Who Sleeps With a Man”をめぐる記事。どちらもラストのページを見ると、それぞれ100を超えるコメントがついている。見たところ、9割がた、この作品への否定的な意見。2~3割が最初から見ない、見たくないという人。残りが、見たが「I hate...」な人。一番の理由は、やはりレズビアンなのに男性と寝るという部分であり、チョロデンコ監督への批判も多い。監督自身レズビアンなのに、商業ベースに乗せるため、ストレートの観客に受け入れられるような内容にした、という意見。中には”裏切り者”チョロデンコ、と書いている人もいた。

私はそこまで監督を批判する気はないが、まあやむを得ないのだろうと思いつつ、見る前の期待が大きかっただけにがっかりした。
「レズビアンの監督がメインストリームの映画を作ろうと思ったら、レズビアンが男と寝る設定なしには作れない、その現状が悲しい」と書いている人がいたが、まさに同感。

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これは95年の作品だけど、映画界(ハリウッド)でいかに同性愛を描くことがタブーだったか、よくわかる。その中でどうやって「仲間」だけにわかるような、合図とも言える描写を盛り込んでいったか。未見の方にはぜひおすすめ。
このセルロイド・クローゼットの中でも取り上げられているのが、名作「フライド・グリーントマト」。

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原作(作者のファニー・フラッグは、カムアウトしている作家)にあったレズビアン要素を全て取り除かれたと、セルロイド・クローゼットの中で脚本家だったかが怒っていた。
でもこの作品は、見る人が見ればすぐにわかる内容になっているので、大好きな作品のひとつ。

話がそれたが、セルロイド・クローゼットから15年経ち、映画界もだいぶ変わってきた。でもメインストリームで売れるためには、様々な妥協が強いられるのだろう。
Lの世界でも、「Lez girls」というレズビアンの映画を作ろうとしていたのに、プロデューサーだか映画会社の意向で、主人公が結局は元の男の恋人のもとに戻る、という設定に変えられてしまった。きっとそんなことが日常茶飯であるのだろう。
キッズ・オールライトも、この内容だから、サンダンス映画祭に出品した際に配給会社が買い付け、広くストレートの人たちに受け入れられ、アカデミー賞の候補にまでなったのだろう。
これで得た富と名声で、次回こそ、レズビアンも満足する映画をチョロデンコ監督には作ってもらいたい。

私にとって、「生理的に無理」な作品だったが、役者は皆素晴らしかった。主役ふたりはもちろん、Pole役のマーク・ラファロも子供たちふたり(ミア・ワシコウスカとジョシュ・ハッチャーソン)もいい味を出していた。

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kids5.jpg

IMDbのトリビアによれば、マーク・ラファロが撮影に費やした時間はわずか6日間だったとか。
Poleはちょっと愚鈍で子供っぽくて、ネオヒッピーの残党のような男性で、基本的に人はいい。
Nicから侵入者と罵倒され、Julesには「I'm gay!」と電話を投げ出され、子供たちからは「あなたがもっといい人だったら・・・」とそっぽを向かれるPole。しかしもともと誘ったのはJulesであり、さらにたどればコントロールフリークなNicとJulesとの関係にも起因し、それなのに「interloper!」とドアを閉められ終わり。なんだか納得出来ない。

子供たちも非常にいい子たちであり、たいした問題もなく、親のことも客観的に見ていて、だから「kids are all right」なのか。でも今までは親の庇護のもとにいたから。人生これからだよ、と思う。
NicとJulesも、ふたりの間の問題は何も解決してないように思う。支配するのが好きなNicと支配されるのがいやだと言いつつ現状から動き出せないJules。そのJulesに裏切られた(しかも相手は男)という痛みは、いったん許したつもりでもじわじわとNicを蝕み、Nicのアルコール問題はより深刻化するかもしれない。
本当なら、あのエンディンングから始まる物語を見たかった。



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ゲイですが、ビアン通信や様々なビアンブログも楽しみに読ませていただいている者です。
ゲイビデオやストレートの男女ポルノの方が、ストレートの演じる嘘っぽいレズビアンポルノより興奮するというお話は、あるアメリカにお住まいのビアンさんからも伺った事があるので、アメリカではそういうものなのかな・・と思いこんでいたのですが、実際はやはり少数派なのでしょうね・・・(^-^;
勘違いをした儘にならなくて良かったです。
突然に読み難いコメントを失礼いたしました。

これからも素敵なブログを応援しています!!
2011.05.16 Mon 17:15 URL [ Edit ]
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2011.05.16 Mon 17:25 [ Edit ]
キキ@Spindle
わたしのことでいいですか?!^^; >このsexシーンを見てびっくりしたが、アメリカではこういうものなのか?と思った、と言った人

あ、そういえばネタバレしてたかな、まずったかな、と昨日になってやっと気づきました。まぁ、たいしたことないでしょ、大丈夫、と思ってますが。

記事ありがとうございます。溜飲が下がりました笑。紹介していただいた2作、見たことないので見てみようと思います。

これからも記事楽しみにしてます!
2011.05.17 Tue 02:09 URL [ Edit ]
Bagle
この映画もいろんな感想があって 興味深く聞かせてもらっています
どういう無いようでもやっぱり見てみたいな~という気持ちが大きくなっています。ちなみにKing's Speechは個人的にとても気に入っています。おかげで、改めてイギリスの歴史を読みたいな~と思い始めています。いろんな楽しい話題をいつもありがとうございます。
2011.05.17 Tue 18:14 URL [ Edit ]
ほっぷ
内容的には不満や疑問な箇所はありますが、同性カップルの家族が当たり前として表現されていた事にすごく好感が持てました。←ココが私には大事です。
子供達が、二人のママにごく自然な感じなのが特にイイ!
こういうのは、哀しいことに、今の日本でのメジャー作品では有り得ないことです。
だから、この作品、ツッコミどころは多々ありますが、私は好きです。ラストが曖昧に終わるのさえ爽快に感じました。
ごく普通の日常が過ぎていくという感じで。
それと、無償にワインを飲みたくさせる映画でしたね。

kooさんの思ってはることが反映された活字、いつもながら好きです。
これからも、楽しみにしてますので、大変でしょうがボチボチ、UPしてくださいね。
2011.05.18 Wed 21:44 URL [ Edit ]
koo
>悟さん
コメントありがとうございます。
お気遣いいただいて・・・でも大丈夫です。
ゲイポルノの方がレズポルノより興奮するというのは、多分鑑賞用としてだと思います。そのカップルさんも、それを見ながら・・・ということはないと思います。

レズポルノがウソっぽいのは、ストレートの女性たちが演じているということもありますが、1番はそのポルノが「ストレートの男性用」に作られているからだと思います。ゲイポルノはずばりゲイの人を興奮させるために作られていると思いますが、一般のポルノのレズビアン物は、ノンケ男性を対象に作られているので、私たちレズビアンのニーズには合ってないんです。

でも、興奮しますよ!(笑)
昔、CATVでしょっちゅう深夜に海外レズビアン物をやっていて、それもほとんどぼかしなし。喜んで毎晩のように見てたのですが、ずーっと見てると(見るなって・笑)飽きちゃうんです。それはやっぱりノンケ男性向けに作られているから、性○むき出しとか、ああもう乙女のH心をちっとも理解してないな・・て感じなんです。
でも、あちらのポルノ女優にはビアンの人も結構多くて、そういう人の演技はちょっと違ってて、どの人がそうか!?とゲイダー全開で見てました。

あとアメリカには、私たちレズビアンのニーズに合ったものを、ということで、レズビアンによるレズビアンのためのレズビアンポルノを作る制作会社が80年代からあるんです。それが良くて・・・って語りだすと止まらなくなるのでやめておきます。
最後に、あのジュリアン・ムーアのセリフは、ジュリアンとアネットのふたりのストレート女優がカップルを演じてる、ということに引っ掛けてのジョークだそうです。ジョークとわかっていても、当事者としてはやっぱりちょっと気になるんですよね。
2011.05.19 Thu 23:30 URL [ Edit ]
koo
>キキ@Spindleさん
あー、キキさん!ようこそ。こちらでははじめまして。
そーです、キキさんのことです(笑)
あ、でも2回目に大人数で鑑賞した時も、キキさんと全く同じことを言っている人がいました。そう思った人は多いと思うんですよね。アメリカでは違うの?って。
でも200件くらい向こうのコメントを読んだけど、賛同している人はいなかったので、もしいたとしても相当レアなケースでしょう。

紹介した2作、見てないですか?
ふたつともすごくいいですよ!特に映画好きには「セルロイド・クローゼット」、たまらないと思います。
ゲイ、レズビアン映画の歴史みたいな感じで。
また何か映画を見たら、スピンドルでもつぶやいてくださいね。
私は今週、ブラックスワンを見ました!
2011.05.19 Thu 23:42 URL [ Edit ]
koo
>Bagleさん
あ、そちらではこれからですか?
私もいろいろ書きましたが、一見の価値はあると思います。好き嫌いはあっても、いろんなことを考えるきっかけになるから。
英国王は良かったですねーー。さすがアカデミー賞受賞作品。地味だけど、これぞ映画の面白さ!
特にこの前王子の結婚式があっただけに、余計歴史的なことを知りたくなりますね。
あの髪は、脈々と受け継がれてきた王家の証なのか。
おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん・・・もああだったのか。
とか。
最近映画づいているので、しばらく映画話題が増えそうです。
2011.05.20 Fri 01:24 URL [ Edit ]
koo
>ほっぷさん
たしかにこういう設定の映画は稀有な存在ですね。
人によって気になる個所、気にならない箇所が違うと思うので、いろんな感想になるんでしょうね。
子供たちが、母親二人ということを全く自然に受け入れてますね。
私は、Nicがいわゆる支配的なお父さんという感じで、Julesが従来のお母さん的な感じなのが、ちょっと古臭い感じがして気になりました。こんな風に役割分担のない、女どうしだからもっと対等な関係になれるんじゃないかな、と。でもそれだと全然違う話になっちゃうし、実際、結構こういうカップルは多いのかな。
食事の場面はほんと、良かった!色使いとかも綺麗だったし。
ラストはポールが締め出されちゃった感じだけど、娘と息子には、いつかぜひまた彼に会ってあげて!と思いました。30くらいになったときに、ポールの愚かさやダメな部分もわかったうえで、いい関係が築けたらいいのになあ。
2011.05.20 Fri 01:47 URL [ Edit ]
ケイコ
もう一週間前くらいからここに書きたかったのですが、急に「反ホモフォビアの日福井アクション」が決まったりで、全く余裕がありませんでした。

二回目には違って見える、と言ったのは、私の場合は、ある目的があったからです。こういう物語だと腹をくくって、本当は心の底から感動している訳ではない映画を、どう「紹介・推薦・批評」するかという目的です。その必要がなかったら、私はけっして二度と見ることはなかったかと思います。

こういう映画が日本に入ってくる必要もある、というだけで、私も含めて何人かのレズビアンマザーが、宣伝に協力したりもしました。こういったテーマ性だけで、成績が悪くて、門前払い、という前例を作ってはいけないという事で。

私としては、レズビアンマザー側をちゃあんとに掘り下げなかった、「ハリウッド的妥協作」かな、と最近は思っています。それにはセックスはもちろんのこと、「子どもが生物学的なルーツを知りたい」という権利もまた含まれてきますよね。そして、その相手と、どう関わっていくかということも。

Kooさんが、見ながら「あまい、あまい」と叫びそうだったとか、娘が母親を罵倒するときの翻訳が「レズビアン」とちゃんとなっていたのを確認していただけたこと、など、嬉しい、通じた! という感じでした。

この映画だって、ストレートの大女優二人の演技で成り立ってるんだよね、という上でのジョークは、最初からふふふって、二人で笑って見ていたものでした。

これからも、セクマイ話題に限らず、幅ひろーくおつきあい願えれば幸いです。なーんて。

ケイコ
2011.05.24 Tue 22:29 URL [ Edit ]
koo
>ケイコさん
私はこの作品を見て、なぜもっと日本のレズビアンの人たちは怒りの声をあげないのか、不思議に思っていました。
20人ほどで鑑賞したときも、ほとんどの人から「これはちょっと・・・」と不満や戸惑いや怒りの声があがっていました。
でも、
>こういう映画が日本に入ってくる必要もある、というだけで、
>私も含めて何人かのレズビアンマザーが、宣伝に協力したりもしました。
>こういったテーマ性だけで、成績が悪くて、門前払い、という前例を作ってはいけないという事で。

ここを読んで、ああたしかにそうだ、と思いました。
内容に対する不満があまりに大きくて、そこまで思い至りませんでした。

上でほっぷさんも書かれていた「同性カップルの家族が当たり前として表現されていた」「子供達が、二人のママにごく自然な感じ」というのは、ストレートの人たちからもすんなり受け入れられていたようですね。
「こういう家族も全然ありなんだ!」という感想をたくさん見かけたので、その意味ではこの映画が日本で上映された意味があったのだろうと思います。
そしてその点でも、娘のセリフが「レズ」じゃなくてつくづく良かったと思います。

この「レズ」にしても、翻訳された方はもちろん何も知らず(この言葉がどれだけ侮蔑用語として使われてきたかという歴史的背景や重みやニュアンス)、単に罵倒しているんだから「レズ」でいいだろうと思って使われたのだろうと思います。でも、ケイコさんの助言で、本当にちょっとしたことだけど、作品が変わった。
やっぱり日本のストレートの人は、本当にまだまだLGBTの人のことを何も知らないと思うので、声をあげることはとても大事なことだと思います。
その思いで、私も今回のこの記事をアップしました。
あるストレートの同世代の女性が、「私はこの映画を楽しく見れたけど、レズビアンの人たちは、本当にこの映画の内容で納得されているのか。実際どう思われたのか、聞いてみたい」と書かれていました。
ぜひそういう方にも読んでもらいたいと思いながら書きました。

しかし嫌いな映画について書くというのは、本当に苦痛な作業ですね。
ケイコさん、推薦文を書くのはどんなにか大変だっただろうと思います。「入門編」のひとことが、とても納得できて印象的です。
またそちらのブログにもお邪魔しますね。
2011.05.25 Wed 23:23 URL [ Edit ]
なおこ☆
私は感動して泣いてしまいました。

「レズビアンの50歳の女性が、20年以上も愛する女性と家庭を築いてきて、倦怠期になったからと言って、男と寝るだろうか?(ありえない!)」

「ホモ歴のある47歳の男性が、20年以上も愛する女性と家庭を築いてきて、倦怠期になったからと言って、女装に走って男と寝るだろうか?」

それは私です。
2011.06.16 Thu 17:45 URL [ Edit ]
koo
>なおこ☆さん
「ホモ歴のある47歳の男性が、20年以上も愛する女性と家庭を築いてきて、倦怠期になったからと言って、女装に走って男と寝た」
というのが、なおこさんですか?
多分、上に書いてある私のと対ではなく、逆のパターンだと思います。
レズビアンの人にも結構います。若い頃に女性とちょっとあったけど、普通に結婚して40代くらいになったときにやっぱりまた女性に目覚めて・・・という人。
いや目覚めたのではなく、心の奥底にずっとあったものが抑えきれずに出てきたんだと思います。
女装もゲイもレズビアンも、世間的には認められていないことだから。それを自分で認め受け入れていくのはやはり大変な作業だと思います。

50代でレズビアンを自称している人は、そうした大変な作業や時期を経て今があるのに、なんで今さら男に戻らなきゃいけないのか、ありえない・・・と思います。
先日ある映画を見ていろいろ感じることがあったので、そのあたりをまた書きたいと思います。
2011.06.29 Wed 22:54 URL [ Edit ]
zebra
kooさん 先日DVDで みました。

 厳しいコメントに なります・・・もともと 子どもたちは自分たちの出生のルーツを知りたくてふたりが調べたことがきっかけだったんですよね。ならば 一度だけ あって それでおしまいにしないと いけなかったんですよ。これからも会おうとすれば 自分たちも相手も 個人情報などお互いのプライバシーに触れることになる

 子どもたちも 自分たちの出生のルーツを知る権利はあります、 ・・が、深入りはルール違反だと思います

 見終わって なんとか バラバラにならずに済んだのは 登場人物みな "自分たちは 何がいけなかったのか?"反省したからだと思うんです。

 ジュールズはニックのパートナーというより上下関係で押えつけられた関係に疲れたのをニックに面と向かって言えず ポールとこうなった。 ポールも また軽率にジュールズに言い寄ったこともまた然り

 ニックはジュールズが大人しめだったこともあって ガーっと言うことが多々あり 煙たがれていたのにまったく気づかなかった。

 子供たちは・・・好奇心に身を任せてポールと会いたがり 興味本位で首突っ込み過ぎた! 人には知られたくない それぞれ自分の人生には寝堀葉堀聞かれたくない!という ことがあるのを学んだ! 今後は人との接し方で なんでも詮索する行いはしないでしょう。

 たぶん 全員 自分の行いには責任持つようにして生きていくと信じたいです。

 終始厳しいコメントになってしまいましたので最後に ぜんぜん関係ありませんが 「キッズ~」に合いそうな 見終わったあと せめてリラックスできそうな洋楽を2曲 選んでみました

http://www.youtube.com/watch?v=_TzXhmBTBsc
http://www.youtube.com/watch?v=W3cGxlZjMWU
2013.08.11 Sun 08:56 URL [ Edit ]
koo
>zebraさん
いえ、全然厳しくないと思いますよ。
その通りだと思います。
大人なんだから、もっと責任持とうよ、て言いたくなります。

子供たちはまあ子供だから、今回のことでいろいろ考え成長してくれたらな、と。
ポールはもともと自由きままに生きてきた人だから、巻き込まれてちょっと気の毒な気もします。
ニックとジュールは、うーーーん!? って感じ。
大人になりきれない大人ふたりの物語のような気がします。

フリートウッドマック!スティーヴィー・ニックス!
私大好きでした~~!
前にiTunesで探して、iPhoneにもアルバムが入ってます。
2013.08.18 Sun 22:06 URL [ Edit ]
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