ビアン通信 レズビアン&ゲイ映画祭(1)
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2008.07.21 Mon
昨日、L&G映画祭に行って来た。
観たのは、「ヒストリー・オブ・ゲイシネマ」と、「ガールズ短編」。
忘れないうちに、感想を少々。

■「Love is Love」
私のお目当ては、The L WordのジョイスことJane Lynchが出ている「Love is Love」。
「ガールズ短編集」の中の1作で、たったの7分間!でもこの7分間のために、映画祭にぜひ行きたかった。
Janeの映画の出演シーンばかりを集めたYouTubeがあり、そこで見て以来、ずっと見たかった作品。YouTubeで見たのはほんの数カットだったが、それでも充分笑えた。

予想に違わず、面白かった。
L&Gがマジョリティで、ストレートがマイノリティだったら・・・という世界を描くコメディ。
「僕にはストレーダーがないんだ・・」と悩む青年とか、なんとか「普通」になろうとして男性とsexしようと試みるが、ダメだ・・・!となるシーンとか、笑えた。でもそうした風刺だけではなく、最後には悩めるマイノリティのストレートの男女が出会うシーンで終わるので、温かみもある。

Janeは怪しげな(?)司祭の役だったが、普段の彼女のしゃべりと似ている気がして、もしかしてアドリブかな?と思った。調べたら、やはり監督からの指示は殆んどなく、彼女がやりたいように演じられたそうだ。(こちら参照)
Janeは、スタッフが、お金のためじゃなく、その映画への情熱のために働く、ショートフィルムの雰囲気が好きだと言い、この映画にも無償で出演している。
最低限の予算でも、こんなにステキな作品が出来るんだなあ、と思った。

■「水に満たされて」(原題・Filled With Water)

water1.jpg

これは嬉しい誤算。見る前は、アニメーション・・?と全く期待していなかったが、すごく気に入った。ホトバシル・才能。
制作者のElka Kerkhofsは、ベルジャンだけど、オーストラリアのメルボルン在住。
これも短編集の中のひとつで、5分と短い。セリフもなく淡々と進み、ストーリーもコレといったものではなく暗示的に展開する。でもそこらの映画よりずっとツボにはまった。
家に帰って、真っ先に調べたのが、この「Filled With Water」だった。ここを読んで、ああやっぱり、と思った。この作品は、Elka Kerkhofsの個人的な体験に基づいたもので、出会いと別れ、そしてその別れはアルコール問題によるものだったと言う。やっぱりと書いたのは、一瞬、「alcoholic?」と思ったからだ。Elkaは、アルコールはlesbianにとって深刻な問題では、と言っている。

water2.jpg

この作品の面白いところは、こうした実写が入るところ。この後、ワインのボトルが粉々に砕け、主人公のハートは再び空洞になる。でもラストでは、癒しと再生を感じさせる。

5分という凝縮した時間に、大きな才能を感じさせてくれたElka Kerkhofs。
今後、要チェックだ。
短編集のその他の3作品は、全く印象がない。

■「ヒストリー・オブ・ゲイシネマ」(原題・Here’s Looking At You,Boy)
・・・長い、長すぎる~~~!!!
1時間半の上映時間なので、特に長い作品ではないが、すごく長く感じた。
一緒に見た友人も、同意見。「長かったねー」「おシリが痛かった」「冗長」「冗漫」「1時間でよかった」・・・などなど、言い合った。

そもそも、ビアン作品が殆んど出て来ない。9割方、ゲイ作品について。
これがもし、ビアン9割だったら、感動しただろうか?
いや、そうでもないなあ。先ず、テーマがはっきりしない。大好きな「セルロイド・クローゼット」のような作品を期待していたが、肩すかしだった。何を言いたいのか?テーマは?主張は?よくわからない。
ゲイの監督たちが出て来て、作品や時代の解説をしていたが、特に目新しいことはなかった。「見りゃわかる」と思ってしまった。(ゲイ作品も、私は結構見ていた)

1番印象的だったのは、ハーヴェイ・ミルクが射殺される前に吹き込んでいた録音テープ。
「今これを聞いているなら、それは私が暗殺されたときだ」という、死を覚悟してのテープ。
アメリカで初めてゲイを公言してサンフランシスコ市議会議員に選ばれ、1年後に保守系議員に射殺されたハーヴェイ・ミルク。彼のことは知っていたが、このテープのことは知らなかった。ゲイの人なら皆知ってるのかな。これは感動した。
そう、はじめのうちは良かった。ミルクで期待も高まった。が、後半のだらだらに、飽きてしまった。

私の大好きなティルダ!(Tilda Swinton)がところどころ解説で出てきたのは、良かった。
デレク・ジャーマンの思い出など語っていた。
ティルダは子供の頃、男の子みたいで、男になりたいとは思わなかったけど、女になるのもまっぴら!という言葉に笑った。ほんとに中性的な役をやらせたら、天下一品。

tilda.jpg
             両性具有?宇宙人?ティルダ

でも彼女はストレートだから、本当はOut女優に語らせた方が良かったと思う。
Jane LynchとかEllen DeGeneresとか。どちらでも、コミカルな解説をしてくれたと思う。
他にはGuinevere Turnerが出ていた。「lesbian映画は、まだまだクオリティが低い」の言葉に、残念だけど、同感。ビアンDVDをたくさん持っているけど、いい!と思える作品はほんの一握り。
今回、映画祭のクロージング作品(「カミングアウト・ウェディング」)には期待しているが、観に行こうかどうしようか、まだ迷っている。

(追記)
・・・と思ったが、やっぱり行くことにした。
会場で見かけたら、声かけてください、ご存知の方。

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メルブル
7分間のJane Lynchに会いにいったのね!さすが。
今回わたしは別件で魂を抜かれていたので、映画祭には行かなかったのだが、やっぱり独特な雰囲気を味わいに行けばよかったな。
2008.07.22 Tue 20:44 URL [ Edit ]
みやん
映画祭・・初体験すごく楽しかったです・・私。
ホール前が混み合って・・
ゆっくりお話できず、残念v-409
でも、あの混雑の中、kooさんにお会いできて良かった!


2008.07.22 Tue 22:47 URL [ Edit ]
koo
>メルブル
そうよ~~、メルブルに会いたかったわ!
魂抜かれてても、きっと面白い感想が聞けたはず。
Janeはやっぱり可愛かったわん。

>みやんさん
混んでましたねー!
あんなに混むとは思わなかったあぁぁあ。
でもあの大勢の人たち、若者の中に混じっても、やっぱり
みやんさんは可愛らしくて、学生さんのようでした。
また次回会うときはゆっくりお話しましょ~~。
2008.07.22 Tue 23:33 URL [ Edit ]
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