ビアン通信 Coming Out (Long Column2)
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2008.08.12 Tue
■カムアウト
先月書いた、「47」。いつの間にか拍手が90になっていた。
嬉しい、有り難い、と思う同時に、もしかしたら、早く続きを書け!ということかしら、
と思い始めた。私にとって重いテーマを、どこまで客観的に書けるかわからないが、
とにかく書いてみよう。

この前、「いつか子供たちに本当のことを話さないといけないんじゃないか」と書いた。
でも、一般論としては、私は別に親が自分のセクシュアリティを子供に話す必要はないと思っている。子から親も同じ。

子供は思春期に入ると、親にどんどん秘密を持つ。ウソをつく。親の知らない自分だけの世界を持つようになる。でもそうして親離れをしていくのだろうし、子が親に対して何か秘密を抱えているからといって、後ろ暗さを感じる必要はないと思っている。
(もちろん、その人にとって親がとても大切な存在で、ぜひ本当の自分を知ってほしい、今後のお互いの関係のために必要だ、という思いでカムアウトすることはあるだろうし、それはとても素敵なことだと思う。)

親にとっても、子は別人格。全てを話す必要はないし、話すことでただ相手を傷つけるだけなら、どんなにしんどくても、心苦しくても、墓場までその秘密を持っていくべきだと思っている。
じゃあ、なぜ私は、子供たちに話そうとしているのか。
それは、元夫の名誉回復のため、子と父親(元夫)との関係修復のため。

元夫は、alcoholicだった。-アルコール依存症。
そのために、家族に対して数え切れないほどのウソをつき、裏切り、あらゆることをしてきた。私は、「病気だから、仕方がない」と子供たちには言ってきたが、彼らにとっては父親だから、「仕方ない」とは思えないようだった。自分たちの中から、父親の存在を切り捨ててしまっている。

元夫がそうなってしまったのは、仕事上の挫折と生来の人間的弱さ。
自分でもそう言っていたし、たしかに直接的にはそうなんだと思う。
でも本当は、私にも責任があると思っている。私がビアンだったこと、男性である夫を愛せなかったこと、あらゆることの遠因に、それがあったと思っている。

「47」で、子供が不安定になり、ビアンに関する全てを捨てたと書いた。
でも本当はそこから、私と元夫の間で崩壊が始まった。
結婚して変るかもと思っていたのに、女性と恋したことで、夫を肉体的にも精神的にも愛せないことが、私の中ではっきりした。それでも、子供第一に考えていた私は、それ以上突きつめて考えることはなかった。当時、元夫は子供たちとよく遊んでくれ、良い父親だった。私も全てを絶った。何が問題あるだろう・・・。
私はその一方で、いつか必ず離婚しようと考えていた。

昨年、三笠宮様が鬱とalcoholicであることを公表されていた。このふたつは切っても切れない関係にある。殆んどの患者が両方の症状を持っている。鬱だから大量に飲むとも言えるし、大量に飲むと鬱が促進されるとも言える。元夫もそうだった。はじめは鬱という診断だったが、何かが違うとずっと思っていた。医者を変えたことで、三笠宮様と同じ、国立のアルコール専門病院を紹介された。

■alcoholic
アルコール依存症ほど、世間一般から誤解されている病気も少ないと思う。
一般には、TVドラマの影響か、朝っぽらから酒ビンを抱えて大酒を飲み、大暴れする・・・というイメージがあるようだが、朝から飲むのは末期の症状だし、暴れるのも、それは酒乱と言うべきもので、alcoholicとは関係ない。
飲酒が原因で、日常生活に様々な支障が出る、一旦飲み始めたら途中でやめられない、とことん飲んでしまう、などが特徴だ。恐らく潜在的なalcoholicは山ほどいるだろう。

お酒に弱い女性などは、あっという間に(1年ほどで)罹る場合もあるが、たいていは5年、10年とほぼ毎日習慣的に飲んでいて、それがあるとき許容量を超え、発病する。もちろん習慣的な飲酒者が皆なるわけではないが、何かのきっかけでどんどん深酒になった場合、危険だ。
誰にでもかかる可能性はあるし、かかれば治療は困難を極め、行きつ戻りつする間に、自分の肉体も精神も家族も生活もなぎ倒していく。alcoholicには、「一生飲まない」以外に道はない。

初めてその病院に行ったときのことは、今もはっきり覚えている。
高速を飛ばして1時間半の道のり。元夫(当時はまだ元ではないが)を乗せたまま、私は無言で車を走らせ続けた。自分の身に起きていることが、現実のこととは思えなかった。ここまで来てしまったのか、と果てしなく暗い気分だった。が、あと数分で病院に着くというとき、左折した途端、眼前に広がる素晴らしい海の景色に、息を呑んだ。病院の前は、見渡す限りの海だった。朝の光を浴びて、目も眩むほど、キラキラと光り輝いていた。

病院は、かつては国立の結核療養所だったところだ。まだ結核が不治の病だった頃のこと。そのときここに入院していた人たちは、あの海を見て、何を思い、何を感じたのだろう。あの眩しすぎる海を見て、余計に死にたい気分にならなかっただろうか。それともあの明るさに、生きる気力や希望をもらっていたのだろうか。
そんなことを考えながら入った病院の中は、別世界だった。決してそこにいる人たちが、見た目、おかしな人たちだったわけではない。
でもそこの空気は淀み、何かが死に、そして時が止まっていた。

私は身を硬くして待合室にいたと思う。待ちくたびれて、飲み物でも買おうと売店に向かった。長い暗い渡り廊下を歩いていると、古びたレストランがあった。
「レストラン・ビアンコ」。
(ビアン・・・コ?嫌みかい!)
と内心で叫び、それから自分で自分の言葉に笑ってしまった。
あー、私、笑ってるよ。こんなときでも人って笑えるんだなあ。
私は、大丈夫だ。だから、もっとちゃんと現実を見ないと。目を見開いて、全てをちゃんと見ないと、と思った。

その後も病院には、必ず一緒に行った。
患者たちの中で、明らかにそれとわかる人はごく一部で、大半はごく普通の人だった。どう見ても、大会社の役員風紳士や、山の手奥様風の人もいた。
私と同じくらいの年齢の女性で、一見幸せな奥様風、まさかこの人は付き添いだろうと思っていると、名前を呼ばれて診察室に入っていく・・ああ、本人だ、ということが何度かあった。でもそもそも、付き添いで来ている人なんて、殆んどいなかった。元夫は何度か入院したが、お見舞いに来ている人にも、私は1度も会わなかった。

病院で同年代の女性に会うたび、この人の人生に何が起きたんだろう、と思わずにはいられなかった。でも向こうから見たら、私も患者のひとりだろう。ほんのちょっとのきっかけで、私もそちらに行ってたかもしれない。こちらとそちら、なんて境界線は、本当はないんだろう。誰にでも、どうにでも転ぶ可能性がある。

■そして今
離婚を考えたのは、元夫が病気になる遥か前からだったが、この状態では・・・と、なかなか決断が出来なかった。後押ししてくれたのは、子供からの「離婚、しろよ。しなきゃ、ダメだ。」の言葉だった。
幸い、元夫は今は親きょうだいに囲まれ、状態が安定している。家族という重い鎖から解き放たれ、かえって伸び伸びしているようにさえ思える。

それでも私は時々、自分がとんでもない誤ちを犯してしまったんじゃないか、という思いにとらわれる。過ちとは離婚のことではない。離婚はビアンである私にとって絶対に必要なことだったと思っている。 そうじゃなく、もっと根本的なこと。 どんな事情があったにせよ、ビアンである私が結婚したこと。そしてそこから派生した様々なこと。
最中にいるときは、必死だったからわからなかったが、今ならよくわかる。
元夫が、どんなに孤独だったか。私も孤独だった。でも向こうはもっと寂しかったはず。
本当は、sexなんてなくても、元夫が苦しんでいるとき、ただ黙って抱き締めてあげればよかった。でもそれすら私はしなかったし、出来なかった。

私の中の大きな悔恨は、子供たちに本当のことを言わなきゃいけないんじゃないか、という思いにつながっている。どうしようもない父親、と思っている子供たちに、そうじゃないんだ、と伝えなきゃいけないと思っている。
一方で、こうした環境の中で、ぐれもせず、すくすく育ってくれたのは、私への信頼があったからだと思っている。病気とは言え、酒にとらわれていた元夫は、子供たちにもたくさんのウソをつき、裏切りを繰り返した。まだ小さい頃の優しかった父親の記憶と、母親への信頼が、彼らを支えていたと思う。その母親が、実は大きな秘密を抱えていた・・と、やはり言えない、とも思う。

きっとこれからも悩み続けるんだろう。
常に頭の片隅にそのことはある。今すぐ実行に移すことはないだろうけど、いつか機を見て、なんとかしなければいけないと思っている。
時折よぎる悔恨も、一生忘れちゃいけないんだと思っている。

でも、私は自分の人生を、後悔はしていない。私に起きた全てのことが、やっぱり必要なことだったと思っている。
私は子供の頃、なんの屈託もなく、幸せだった。いろいろな面で、恵まれていたと思う。でもその分、他者に対する共感や、人の痛みを痛みと感じる想像力に欠けていた。
今でも充分とは言えないけど、だいぶ変ったと思う。そして今は、自分のまわりにいてくれる人たち全てに感謝している。彼女にも、心から感謝している。毎日、辛抱強く私の話を聞いてくれたし、よく笑ってくれた。
「ごめん、笑うような話じゃないんだけど・・・」と言いながら、吹きだしたりしていた。起きたことを淡々と他人事のように客観的に話す、私の話が可笑しいと言って。(客観的なのは、元々の性格+自分を正気に保つ手段でもあった)
おお、ここで笑うのか!とびっくり、つられて私も笑っていた。逆に泣き出しでもされたら、私は途方に暮れていただろう。

私たちの年代や、さらに上の年代のビアンの人たちは、大変な経験をしてきた人が多い。
でも恵まれているように見える若い人たちも、それぞれに悩みや大変さを抱えているんだろう。
いろんな人(親や親しい人たち)がいろいろなことを言ってくるだろうけど、誰も人はあなたの人生を歩むことは出来ない。自分の人生は自分でしか生きられないのだから、心の思うままに、進んでいってほしいと思う。

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関連記事
ゆう
感動しました!
2008.08.12 Tue 18:47 URL [ Edit ]
koo
ありがとうございます。
今までほとんど人に話したことがなかったので、
どんな反応が返ってくるのか、ちょっと怖かったです。
でも、ホッとしました。
2008.08.12 Tue 22:46 URL [ Edit ]
Rei
大なり小なり人それぞれ事情や悩み等抱えてると思いますがほんとgoing my wayだと思います。
自分の人生のモットーは「人生は1度だけしかない。悔いの残らないように」です。
2008.08.12 Tue 23:31 URL [ Edit ]
mimi
こんにちは。
拝読して胸がじんと熱くなりました。
kooさんの優しさ、葛藤、ユーモア、その全てが文章から伝わってきて、
人生の先輩にたくさんのことを学ばせて頂いた気がします。
同性の恋人と歩んでいく人生に不安を覚えることはありますが、
私も自分の人生を後悔するような選択はしたくないです。
自分の人生に責任を持って、
願わくば近しい人々をなるべく傷つけないようにしながら、彼女と家庭を築いていきたいと思います。
心強いメッセージ、どうもありがとうございました。
2008.08.13 Wed 00:31 URL [ Edit ]
chi
私はまだ誰にも自分が同性愛者であることを話したことがありません。
ここにコメントをするのも躊躇したくらいです・・・。
この先、カムアウトするかどうかも分かりませんが、
kooさんの仰るとおり自分の人生を自分らしく悔い無く生きたいと思います。
できれば自然な形で生きていきたいと願っていますが、
セクシャルマイノリティとして生まれたことを後悔しない人生を送りたいと、
kooさんのコラムを読ませていただいて強く思いました。

素敵なブログに出会えて嬉しいです。
こういったブログの存在自体がとても心強いです。
ありがとうございます。
2008.08.13 Wed 01:30 URL [ Edit ]
ゆき
kooさん、素敵です☆
2008.08.13 Wed 10:44 URL [ Edit ]
koo
コメント下さった皆様、ありがとうございます。
それぞれのコメントに、励まされます。
今日から旅行で、金曜の夜に帰ります。
今は携帯からなので、レスはあらためて、帰宅してから書きます。
2008.08.13 Wed 21:54 URL [ Edit ]
しい
kooさんおひさしぶりです。
以前何度かコメントさせていただいてたしいです。

今夜は久々に楽しいインターネッツ☆

もう眠くてなんだか日本語が大変なんだけど、寝る前にひとことだけ言わせてください。

kooさん 
blogやっててくれてありがとーーーーーーーーーーーうっっっ
2008.08.15 Fri 01:24 URL [ Edit ]
mai
いつも拝見させていただいてましたが、初コメントです。
十数年前に自分のセクシャリティに悩みalcoholic&鬱でずっと治療を続けてきました。
alcoholicは本人よりも周りにいる人間も辛いのでkooさんやお子さんもさぞお辛かったでしょうね。

自分らしく生きる、簡単なようで家族や親しい人を失うのではという不安もあり、なかなか出来ないことですが、心の安定を保つには一番大切なことですよね。

kooさんからの素敵なメッセージに思わず初コメントしてしまいました!
2008.08.15 Fri 12:26 URL [ Edit ]
akari(灯)
kooさん、先日はサイトのほうに書き込みを有難うございます。
覚えていてくださって本当に嬉しかったですよ^^

今回のブログの記事に関しては共感する事がとっても多かったです。

書いてくださって有難うございました。
拍手の方にもコメントを書かせていただきました。

あれからずっと小月さんが隣にいらして・・・
本当に私も嬉しかったです(*^。^*)
2008.08.15 Fri 16:33 URL [ Edit ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008.08.15 Fri 17:34 [ Edit ]
koo
>Reiさん
40過ぎてから、ますます「1度きりの人生」というのを
意識するようになりました。
つまずいたり回り道をしても、悔いのない人生を送りたいですね。

>mimiさん
こちらこそ、ありがとうございます。
「願わくば近しい人々をなるべく傷つけないように」というのと、
「自分の思うままに生きたい」という気持ちとの兼ね合い、難しいですね。
でも、その傷つけたくないという気持ちさえあれば、自分の意志を貫いても、
きっといつかまわりも理解してくれるんじゃないか、と思います。
mimiさんも彼女さんと素敵な家庭を築いてくださいね!
2008.08.17 Sun 00:46 URL [ Edit ]
koo
>chiさん
はじめまして!
「セクシャルマイノリティとして生まれたことを後悔しない人生を送りたい」
と私もいつも思っています。
せっかくビアンに生まれて、何か自分に出来ることはないか?
といつも思っています。
ブログも、ささやかな自分に出来ることのひとつかもしれないので、
出会えて嬉しいと言っていただけて、私も嬉しいです。
また、いつでも気軽にコメントしてくださいね。

>ゆきさん
kooさん、オタクです☆
の間違いかと思いました(笑)
でも、ありがとうございます。
2008.08.17 Sun 01:05 URL [ Edit ]
koo
>しいさん
わ~、どうもありがとう!
しいさんのコメントから、気持ちがひしひし伝わってきて、嬉しかったです。
本当は、ブログを始めたときから、1番書きたかったことなんです。
でも、書く勇気がなかなか出なくて、よしやっぱり書こう、と思ってから
1ヶ月くらいまた悩んで、やっとアップしました。
ブログは、これからもずっと続けていこうと思っています。
2008.08.17 Sun 01:18 URL [ Edit ]
koo
>maiさん
はじめまして!
maiさんもalcoholicと鬱でずっと治療されているんですね。
ビアンの人の中には、alcoholicまでいかなくても、その手前の人や
危ない人が結構多いんじゃないか・・というのが私の印象です。
欝はだいぶ世間でも理解されてきたけど、alcoholicに関しては
殆んど正しく理解されていないように思います。
本人、まわりの人に正しい知識があれば、未然に防げることが
多いのに・・・と思います。
maiさんの通ってきた十数年、とても大変だったと思います。
でもきっと明日は今日とは違う日のはず。
maiさんらしく、進んでいってください。
2008.08.17 Sun 01:39 URL [ Edit ]
koo
>灯さん
拍手の方にもコメント、ありがとうございます!
灯さんのことは時々思い出していたので、こうしてまた
繋がれて、本当に嬉しいです。
そして灯さんも新たな道を歩まれていて、そのことも嬉しく、心強いです。
小月ともずっと仲良くやっています。
こうして仲良くやってこれたのも、彼女のおかげが大きいです。
灯さんたちもずっと仲良くラブラブでいてくださいね。
2008.08.17 Sun 01:48 URL [ Edit ]
koo
>-さん
嬉しいコメントをありがとうございます。
-さんの身辺も少しずつ変り始め、これからたくさんの
良い出会いがありそうですね。
またいつかぜひお会いしましょう~。
2008.08.17 Sun 01:50 URL [ Edit ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008.08.17 Sun 23:04 [ Edit ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008.08.18 Mon 09:54 [ Edit ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008.08.18 Mon 20:55 [ Edit ]
チー
はじめまして!すごいジーンときました。自分の人生を納得して生きていくことの大切さや人との付き合いの切なさも。今の私はまだまだ未熟で恐れていると思いました。今は頭の中がグルグルですが、正直に生き抜きたいと思いました!
2008.08.18 Mon 22:15 URL [ Edit ]
ゾロ
面と向かってだと、話すのも聞くのも辛いお話でも、
ネットで公開される勇気のある方々のおかげで
セクシャルマイノリティの疎外感が薄らいで、救われるような気がします。

なーんて、kooさんに比べたら(いや比べなくても)何も苦労なんかしてないのにね!

今後も勉強させてください。
2008.08.18 Mon 23:29 URL [ Edit ]
koo
>-さん
本当に、大変な経験をされてきたんですね。
でもそういう日々があったからこそ、今の幸せを、より深く
感じられるんじゃないか・・と思います。
私もいろいろあっても、こんな風に仲間と話せたりやりとりが出来るなんて、
若い頃じゃ想像も出来なかったです。
また近々メールしますね。

>-さん
はじめまして!
私も学生時代、これは恋じゃないんだ、女性への憧れだ、と何度も思おうとしました。でもすぐにあきらめましたが。
力になったと言っていただけて、嬉しいです。
自分の経験してきたことが、何かの形で少しでも誰かのお役に立てたら、それも無駄ではなかった・・と思えます。
ブログの方、拝見しました。長く続けていらっしゃるんですね。私も見習って、ずっと続けていきたいと思います。
またコメントでも参加させていただきますね。

>-さん
ご自分の体験を教えてくださって、ありがとうございます。
私が今すぐ子供たちに話すことはないし、何年も結論が出ないことかもしれません。でも、ずっと考え続けないといけないことだと思っています。5年、10年・・・あるいは一生。
お母様が-さんに話そうとされたこと、恐らく-さんが生まれてからずっと、1日として考えなかった日はなかったんじゃないか、と思います。そのときの年齢では若過ぎたと思うけど、もし、いつか聞いてもいいと思われる日が来たら、聞いてあげてほしい・・と思います。何も事情がわからないのに、ごめんなさい!
「Desert Hearts」は私も今回初めて日本語版で見て、すっきり爽快でした。
2008.08.19 Tue 01:10 URL [ Edit ]
さや
kooさん、今頃オリンピックに萌えているかな?
大変だったのですね。でも、今、ご主人がノビノビしていてよかった!と思いました。

お子さん、ティーンエイジャーで繊細な時期だろうから、父親に対しての感情が複雑で難しい部分あるのでは?と・・・。大人になるにしたがって人間の弱さや強さを感じる場面ありますよね。「親父も親父なりに愛情注いでくれて、働いて自分を育ててくれたんだ」と、自分の経験を積み重ねて見えてくるものありそうですよね?時間が解決してくれたらな・・・って、思ってしまいます。。

なんて、深い事情や事実を体験してない私が偉そうにすみません。。

kooさんの気持ちも大事しつつ、お子さんの気持ちをより大事にして、ご主人の名誉回復ができるといいな・・・って思います。
2008.08.19 Tue 02:37 URL [ Edit ]
tibimama
はじめまして、わたしは、共依存の問題から回復したいtibimamaです。


>はじめは鬱という診断だったが、何かが違うとずっと思っていた。医者を変えたことで、三笠宮様と同じ、国立のアルコール専門病院を紹介された。

あまりにも、よく聞く話ですが、クライアントがはっきり口にしている問題に気がつかない(もっと言えば、無意識的or意識的に否認する)精神科医、多いですよね。
自分が求める診断名を付けてもらおうとドクターショッピング(医者をどんどん変えること)するのは、それ自体病気だと思いますが、それでも、現在かかっている医者の診断・治療方針に疑問がある場合は、医者を変えたりセカンドオピニオンをもらったりすることは大切だ、と思っています。

専門病院を紹介してもらって、ほんとうによかったですね。


>本当は、sexなんてなくても、元夫が苦しんでいるとき、ただ黙って抱き締めてあげればよかった。でもそれすら私はしなかったし、出来なかった。

すっごくすっごく、共感しちゃいました。

ほんと、そう思っちゃいますよね。

kooさん、アファメーションのことばをひとつプレゼント。
(わたしがお守りのように携帯している「CoDA(共依存の自助グループ)ハンドブック」からの引用です。)

☆私は自分を傷つけ、ほかの人を傷つけた自分を赦す。

kooさんが、「抱きしめてあげられなかった自分」をゆるすことができるようになりますように。
(ごめんなさい。ほんと、共依存共依存したコメントになっちゃいました。)
2008.08.19 Tue 11:40 URL [ Edit ]
koo
>チーさん
はじめまして!
そして、ありがとうございます。
みんな、誰でも沢山の人に囲まれ、その中で生きているので、いろいろ大変なこともありますが、出来るだけ自分に正直に生きたいですね。後悔しないためにも。
私もまだまだ未熟な若者(!?)ですが、がんばります。

>ゾロさん
そうなんです、お友達を前にすると、なかなか話せなかったんです。
話すことで、暗い気持ちにさせてしまうんじゃないか、重すぎるんじゃないか、と思って。
これを書くときにも、読んだ人を暗い気分ににさせるんじゃないか・・・とかなり悩んだんですが、コメントをいろいろいただいて、書いてよかったと今は思っています。
本当に、ネットのおかげでビアンの私たちも、随分救われてますよね。
2008.08.19 Tue 18:08 URL [ Edit ]
koo
>さやちゃん
毎日、オリンピックに萌えてます!(笑)

子供たちは、もうティーンエイジャーじゃないんです。(早いでしょう?)
長男は、随分と軟化してきています。社会に出れば、さらに父親の苦労を理解するようになると思います。
さやちゃんの言うとおり、多分子供と父親の関係は、時が解決してくれるかもしれない。だから言う必要はなくなるかもしれないけど、ずっと頭の片隅で、このことは考え続けていかないといけない、と私は思っています。
みんなそれぞれに苦労した分、それぞれに明るい未来があればいいな、と思っています。
2008.08.19 Tue 18:31 URL [ Edit ]
koo
>tibimamaさん
はじめまして!
共依存のことはよく知らなかったので、今ネットで「共依存チェック」なるものを見てみました。私は殆んどあてはまらない・・・でも元夫は多数あてはまります。
元々何かに依存する傾向の強い人でした。でもその元夫が依存するには、私は強すぎたのかもしれません。

自分のしてきたこと、出来なかったことを考えると、わーっと叫びたくなることもあります。でもそのときはそれが精一杯だったと思うし、私は自分のことを、あるがままに受け入れています。
相手のことを責めるのは簡単だけど、そこからは何も生まれない。自分は自分のしてきたこと(出来なかったこと)を胸に刻んで、忘れないようにしないといけない、と思っています。そうじゃないと、自分は成長できないから。

tibimamaさんも、今は大変かもしれないけど、今の経験が無駄じゃなかった・・と思う日がきっと来ると思います。
いろいろ気にかけてくださって、ありがとうございます!
2008.08.19 Tue 22:43 URL [ Edit ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008.08.20 Wed 00:55 [ Edit ]
tibimama
kooさん、レス、ありがとうございます。

>共依存のことはよく知らなかったので、今ネットで「共依存チェック」なるものを見てみました。私は殆んどあてはまらない・・・でも元夫は多数あてはまります。

「共依存」は難しいですね。
概念が難しく、また、誤用も多く(著名な精神科医が誤用しているようなケースにも、普通に出会います。)、また、危険な言葉です。
*「危険」については、下記サイトなどが、かなり丁寧に触れています。(それでも、わかりにくく、「共依存」の充分な解説にはなっていないように思います。難しいものですね。)
http://www.h2.dion.ne.jp/~sheila/word/word.html

また、すべてのアディクション(依存症)のすぐ下には共依存の問題が隠れているということも、アディクション業界ではよく言われる言葉です。
わたしが参加している共依存の自助グループでも、参加者の大半はさまざまな依存症(アルコール依存、薬物依存、摂食障害、買い物依存、などなど)を持っているなかまたちです。
ただし、いま、アルコールや薬物を使っている依存症者にとって、第一にすべきは使用をやめることですから、共依存のグループにつかがって来るのは、ソブラエティ(単純に言えば飲まないで生きている状態)5年・10年というなかまが、より根源的な問題に向き合うために共依存のグループにつながってきます。


>自分のしてきたこと、出来なかったことを考えると、わーっと叫びたくなることもあります。でもそのときはそれが精一杯だったと思うし、私は自分のことを、あるがままに受け入れています。

ああ、ほんとに、「わー」っと叫びたくなること、たくさんあります。
それが精一杯、そうですね。確かに、そうだったのかもしれません。

そして、いま、過去、わたしが傷つけてきたひとたちに、埋め合わせをすることができるだろうか、と考えています。
わたしにとっては、とても、難しいことなのですが。
2008.08.21 Thu 11:10 URL [ Edit ]
koo
>-さん
いろいろ詳しくありがとうございます。
今すぐどうこうということは、私も考えていないので、大丈夫です。
子供の気持ちを1番に考えて・・というのは、今までもこれからも変りません。
あせらずじっくりいこうと思っています。
-さんも書かれていた通り、過去の経験は全て今の自分に生かされている
と思います。笑って思い出せる日が来るように、前向きにがんばります。

>tibimamaさん
元夫も、飲まない状態が長く続いて、そうした自助グループに
入れるまでに回復してほしいと願います。
元夫のことを考えると、バカヤロー!!と思うこともいっぱいあるのですが(笑)、
でもおかげで人生で知らなかったことをいっぱい体験して、
それによって成長できた部分は大きいと思います。
tibimamaさんが傷つけたと思っている方たちも、きっとそんな風に
思っているんじゃないかと思います。
2008.08.23 Sat 16:36 URL [ Edit ]
Ys
昨日、私が密かに思いをよせていた人の妊娠と、今月中に籍を入れるという事実を知りました。

最初から絶対に無理なんだからと分かっていても、そういう現実を知ると、どうしようもない辛さが押し寄せてきます。

私は現在32才の独身です。今日母から、結婚する気はないの?と聞かれ、返す言葉もなく黙ってしまいました。

そんな中、今日たまたまこのブログを読んでちょっと勇気付けられた気がします。

『誰も人はあなたの人生を歩むことは出来ない。自分の人生は自分でしか生きられないのだから、心の思うままに、進んでいってほしいと思う。』

最後のこの一文を読み終えた瞬間、突然涙が出てきました。

救われたような、なんだか不思議な気持ちになりました。

2008.11.23 Sun 00:04 URL [ Edit ]
koo
>Ysさん
はじめまして。
土曜日でしたか、大変な1日でしたね。
自分の好きな人の人生が、自分のあずかり知らぬところで動いている・・
という事実を知るのは、とても辛いことですね。
Ysさんは32歳なんですね。
私は32歳のとき、結婚して子供がいたけど、1番辛い時期でした。
誰にも言えない想いを抱えて、苦しくて苦しくてどうしようもなかったけど、
傍目からは幸せそのものに見えていたと思います。
何が幸せか、不幸せか、本人にしかわからないし、
今は辛くても、心の思うままに進んでいけば、
いつかきっと道が開ける・・と思います。
また、これからも、ちょくちょく覗いて下さいね。
2008.11.24 Mon 22:26 URL [ Edit ]
初めまして、楓と言います。
私は男です、不愉快でしたらこのコメントは削除してください。

随分前の記事に返信されても困るかとは思いますが、どうしても感謝の気持ちを伝えたくてコメントしています。
端的に言うと「koo様の息子さんと同じ状況」でした。
母がレズビアンで、離婚後シングルマザーで育ててくれましたが、成人を期に告白されました。

初めはとてもショックで母のことを汚いと思い拒絶をしましたが(自分の出生理由が根幹から覆された気分になったのです)、段々と理解したいという気持ちが高まり色々と調べたりするようになりこちらへ辿りつきました。


…こちらの記事を読んで、自分へ向けられた20年分の愛情は否定しなくてもいいのかもしれないとそう感じたら涙が止まりませんでした。どうあっても母は母で、誠実でありたいと思ったからこその告白だと漸く拒絶の気持ちが氷解したのです。

勝手にこんなことを思われてご迷惑かと思いますが、本当に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
2010.04.21 Wed 19:15 URL [ Edit ]
koo
>楓さん
本当に、嬉しいコメントをありがとうございました。
楓さんの文章からも、お母様が楓さんをどんなに愛情深く育ててこられたか、
そして楓さんも、そのお母様をどんなに深く愛されているか、と感じました。

「自分の出生理由が根幹から覆された気分になったのです」
と書かれていましたが、私が子供たちに告白するということを考えたときに、
1番心配で、躊躇させられるのが、その部分です。
私が同性愛者であるという事実を話したら、
「じゃあ、自分が生まれてきたことって、なんなんだろう?」
と思ってしまうんじゃないか、と。

私は、長男を産んだとき、
「ああ、これで、いつ死んでもいい!」
と、心の底から思いました。
もちろん、これから子供を育てていくわけで、死ぬわけにはいかないんですが、
それくらい、私にとって感動的な、唯一無二の出来事でした。

子供たちの可愛い寝顔を見ながら、いつも考えていました。
自分が同性愛者であること、これからの人生、子供たちの将来、そして
いつかこの子達に真実を告げる日が来るのか、いや告げなきゃいけない、と。
それでもまだ、彼らに伝えられていません。

でもお母様は、楓さんに伝えた。
きっと20年間、ずっと考え続けてきたことだと思います。
もしかしたら、楓さんに拒絶されるかもしれない。
どんなにか、怖かっただろうと思います。
でも楓さんの書かれている通り、誠実でありたいと願い、伝えられたのだと思います。

もしお母様に、素晴らしいパートナーや仲間がいたとしても、愛する息子に
拒絶されたら、それは、生きていく意味を失うほど、辛いことだと思います。
でも、拒絶の気持ちが氷解したと書かれていて、私も本当に嬉しいです。

お母様は、今までずっと、悩み、苦しんでこられたのだと思います。
お母様のことを完全には理解できなくても、受け入れられなくても、
どうかそばにいて、寄り添ってあげてほしいと思います。
どうか、お母様を支えてあげて下さい。

こちらこそ、いろいろなことをあらためて考えさせられました。
ありがとうございました。
2010.04.23 Fri 01:04 URL [ Edit ]
管理者にだけ表示を許可する

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